成 日
百万 満四捨五入
場会社 KDDI株式会社 場取引所 東
コ 番 L tt www k m
代表者 役職 代表取締役社長 氏 田中 孝
問合せ先責任者 役職
コ ポレ 統括 部 経営管理 部長
氏 田 弘樹 L
四半期報告書提出予定日 成 日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成 無 :
四半期決算説明会開催 無 : 機関投資家 ア リ 向け
成 期第 四半期 連結業績 成 日~ 成 日
連結財政状態
連結経営成績 累計 表示 対前 四半期増減率
売 高 営業利益 税引前利益 四半期利益
親会社 所 者 帰 属す 四半期利益
四半期包括利益合計 額
百万 百万 百万 百万 百万 百万
期第 四半期
期第 四半期 ― ― ― ― ― ―
基 的 株当た 四半期利益 希薄化後 株当た 四半期利益
銭 銭
期第 四半期 ―
期第 四半期 ―
資産合計 資 合計 親会社 所 者 帰属す 持 親会社所 者帰属持 比率
百万 百万 百万
期第 四半期 期
配当 状況
注 直近 公表 い 配当予想 修正 無 : 無
間配当金
第四半期 第 四半期 第 四半期 期 合計
銭 銭 銭 銭 銭
期 ― ―
期 ―
期 予想 ―
成 期 連結業績予想 成 日~ 成 日
表示 通期 対前期 四半期 対前 四半期増減率
注 直近 公表 い 業績予想 修正 無 : 無
売 高 営業利益
親会社 所 者 帰属す 当期利 益
基 的 株当た 当期 利益
百万 百万 百万 銭
第 四半期累計 ― ― ― ― ― ― ―
通期 ― ― ―
四半期決算短信 金融商品取引法 基 く四半期レビュ 手続 対象外 あ 四半期決算短信 開示時点 い 金融商品取引法 基 く四半期連結財務諸表 対 す レビュ 手続 終了し ませ
※業績予想 適 利用 関す 説明 そ 他特記事項 I 適用
当社 成 期第 四半期 I 適用し ます 財務数値 係 I 日 基準 差異 い 四半期決算短信添付資料 .要約四半期連結財務諸 表 要約四半期財務諸表注記 .I 初度適用 参照 い
将来 関す 記述等 い 注意
資料 記載 い 業績見通し等 将来 関す 記述 当社 現在入手し い 情報及び合理的 あ 判断す 一定 前提 基 い そ 達成 当社 し 約束す 趣旨 あ ませ また 実際 業績等 様々 要因 大 く異 可能性 あ ます 業績予想 前提 条件及び業績予想 利用 あた 注意事項等 い 添付資料 .当四半期決算 関す 定性的情報 連結業績予想 将来予想情報 関す 説明 覧 い
株式 割 実施 い
当社 成 日付 普通株式 株 株 割合 株式 割 行 ます た 基 的 株当た 四半期利益 希薄化後 株当た 四半期利益 及び発行済株 式数 い 当該株式 割 前連結会計 度 期首 行わ た 仮定し 算定し ます
四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会 容 入手方法 い
当社 成 日金 機関投資家及びア リ 向け決算説明会 開催いたします 説明会 配布す 資料 決算短信 開示 時 動画主 A等 まし 説明会開始後速や 当社 ム 掲載す 予定 す
記説明会 ほ 当社 個人投資家 皆様向け 適宜 事業業績 関す 説明会 開催し ます 開催 予定等 まし 当社 ム 確認 い
新規 ― 社 社 除外 ― 社 社
会計方針 変更 会計 見積 変更
I 要求 会計方針 変更 : 無 以外 会計方針 変更 : 無
会計 見積 変更 : 無
発行済株式数 普通株式
期 発行済株式数 自己株式 含 期 株 期 株
期 自己株式数 期 株 期 株
期中 均株式数 四半期累計 期 株 期 株
※四半期レビュ 手続 実施状況 関す 表示
【添付資料】
添付資料の目次
用語解説 ……… 2
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……… 3
(1)経営成績に関する説明 ……… 3
(2)財政状態に関する説明 ……… 14
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……… 16
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ……… 16
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ……… 16
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更 ……… 16
3.要約四半期連結財務諸表 ……… 17
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ……… 17
(2)要約四半期連結損益計算書 ……… 19
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ……… 20
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ……… 21
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 22
(6)継続企業の前提に関する注記 ……… 24
(7)要約四半期連結財務諸表注記……… 24
1.報告企業 ……… 24
2.作成の基礎 ……… 24
3.重要な会計方針……… 26
4.セグメント情報 ……… 39
5.IFRSの初度適用 ……… 41
用語解説
ARPA
ARPAとは、Average Revenue Per Accountの略。
モバイル契約者(プリペイド/MVNO除く)1人当たりの月間売上高。
a u通 信 A R PA は 1 人 当 た り の 通 信 料 収 入 、 付 加 価 値 A RP Aは 1 人 当 た り の 付 加 価 値 収 入
を示す。
CA
CAと は、 Carrier Aggregationの 略 。 次 世代 の 通 信技 術 で あ る「 LTE-Advanced」 で採
用され ている技術で、複 数の周波数 帯域 を同時に使い、束 ねてデ ータ通信 を行う こと
で、受 信時の最大通 信速度を引き上げる 。伝搬環 境が異 なる複数の周波 数帯域を用い
ること による通信品 質の 向上、複数の周波 数帯域へのより 効率的な負荷分散 がで きる
というメリットがある。
CATV
C AT V (ケ ー ブ ル テ レ ビ ) と は 、 ケ ー ブ ル テ レ ビ 会 社 が 敷 設 す る ケ ー ブ ル (同 軸 、 光 フ
ァ イ バ ー ) を 利 用 し て テ レ ビ 番 組 を 放 送 す る サ ー ビ ス 。 地 上 波 テ レ ビ 局 の チ ャ ン ネ
ル 以 外 に も 、 数 多 く の 有 料 チ ャ ン ネ ル が 放 送 さ れ て い る 。 ま た 、 共 同 住 宅 や 難 視 聴
対 策 と し て も 利 用 さ れ る 。 さ ら に 、 C A T V用 の ケ ー ブ ル を 使 っ て 、 テ レ ビ 放 送 ば か り
でなく、インターネットや電話の利用も可能となっている。
FTTH
FTTHとは、Fiber To The Homeの略 。通信事 業者の設 備からお 客様 宅まで を光 ファイ
バ ー ケ ー ブ ル で つ な ぐ ア ク セ ス 方 式 。 本 来 は 「 H o m e」 の と お り 個 人 の お 客 様 を 対 象
としたものであるが、光ファイバーによるアクセス全般を指すこともある。
ICT
I CT と は 、 In f o rm a t io n an d Co m m un i ca t io n Te c hn o lo g i es : IC T s ( 情 報 通 信 技 術 ) の
略 。 以 前 は 、 I Tと い う 言 葉 が 主 に 使 わ れ た が 、 イ ンタ ー ネ ッ ト 時 代 の 昨 今 で は 、 コ
ン ピ ュ ー タ シ ス テ ム の み な ら ず 、 さ ま ざ ま な シ ス テ ム が 通 信 ネ ッ ト ワ ー ク で 接 続 さ
れる こと によ って、多 く の付 加価値を 産み 出す こと から、 「ICT」の 語が用 い られる
ことが多くなった。
LTE
LTEと は、 Long Term Evolutionの 略称で、無線通信 技術 の一つ。 LTEは第 3世代携帯
電 話 の デ ー タ 通 信 を 高 度 に 発 展 さ せ た 技 術 で 、 次 世 代 の 通 信 規 格 で あ る I M T -
A d v a n c e d に 至 る 手 前 の 無 線 通 信 技 術 で あ る こ と か ら 3 . 9 G と も 位 置 付 け ら れ て い た
が、ITU (国際電 気通信連合)が2010年12月 にLTE等 を一 般的に4Gと呼 称する ことにつ
いて 認め たた め、欧 米を はじ めとし た各国 の通 信事 業者は LTEのサ ービス 名 称として
4Gの用語を用いている。
MVNO
MVNOとは、 Mobile Virtual Network Operator (仮想移動 体サービス 事業者) の略。
無 線 通 信 イ ン フ ラ を 他 携 帯 電 話 事 業 者 等 か ら 借 り 受 け て サ ー ビ ス を 提 供 し て い る 事
業者のこと。
VoLTE
Vo LT Eと は 、 Voi ce o ver L TEの 略 称 で、 高 速 通 信 規 格 「 L TE」 を 利 用 し た音 声 通 話 技
術 の こ と 。 L T E の 利 用 に よ り 、 ク リ ア で 聞 き 取 り や す い 音 声 通 話 が 可 能 と な る 。 ま
た、 音声通話 中 にWeb閲覧 や メー ルの送 受信を 行う など、音 声通話 とデー タ 通 信が同
時に利用できる。
WiMAX 2+
W i M A X 2 + と は 、 U Q コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ズ 株 式 会 社 が 提 供 す る B r o a d b a n d W i r e l e s s
Accessサ ービス のひと つ。従 来のモ バイルWiMAXに 比べ、周波 数の 利用効 率が高 く、
高 速 通 信 が 可 能で 、 2 .6 GH z帯 の 20 MH z 幅 を 使 い 、 受 信 最 大 速 度11 0M bp s 、 送 信 最 大 速
度10Mbpsを実現 する。2015年 春からは、2.6GHz帯の 20MHz幅を2 つ束ね るCAを 使い、
受信 時最大220Mbpsのサー ビス 提 供を開 始してお ります 。 また、 「TD-LTE」 方式との
互換性を有する。
- 2 -
1.当四半期決算に関する定性的情報
IFRSの適用
当社 グ ルー プ は 、 今 後グ ロ ー バル に ビジ ネ スを展 開 して い く上 で 、財 務 情報 の 国 際的 な 比 較 可能
性 の 向 上 を 通 じ 、 ス テ ー ク ホ ル ダ ー の 皆 様 に 、 よ り 有 用 性 の 高 い 情 報 を 提 供 す る こ と を 目 的 と し
て 、当 第1 四 半期 連 結累 計期 間 より 、 従来 の 日 本 基準に 代え て 国際 財務 報告 基 準( 以下 「 IFRS」)
を適用しております(移行日:2014年4月1日)。
日 本 基準か らIFRS基 準へ変 更 す る にあ たっ ての調 整の 詳細 は 、P.41「 3 .要 約四 半 期連 結財 務諸
表(7)要約四半期財務諸表注記 5.IFRSの初度適用」をご参照下さい。
(1)経営成績に関する説明
① 業績等の概要
■業界動向と当社の状況
日 本 の 情 報 通 信 市 場 は 、 従 来 型 の 携 帯 端 末 か ら ス マ ー ト フ ォ ン や タ ブ レ ッ ト 端 末 と い っ た 「 ス
マートデバイス」へのシフトと、LTEによる通信ネットワークの高速化が進む一方で、通信事業者各
社 がお 客 様 の ニ ーズ に合 わ せ た新 料 金プ ラ ンを導 入す る 等、 サ ービ ス や端 末 等に お ける 同質 化 が 進
ん でお りま す 。 さ ら に、 複 数の スマ ー トデ バイ ス を 保 有する マル チ デバ イス 化 の拡 大 や、 MVNO事業
者の参入が進む中、NTTグループによる「光アクセス回線卸売」を利用した固定・移動のセット(バ
ンドル)割引、SIMロック解除の開始等、情報通信市場全般の競争環境が新たな局面を迎えておりま
す。
こ の よ うな状 況 の下 、 当社 は 、引 き 続 き ネ ット ワ ー ク・端 末・ サ ービ ス ・サ ポ ー ト・ 料金 等 あら
ゆ る 面で 「auら しさ 」 を 磨き 上 げ、 更な る 顧客 基盤 の 拡充 と 、本 格的 な マル チデ バ イス 化 の推 進 を
目指してまいります。
ま た、 強固 な 顧客 基 盤 を生 か した マ ルチ ユ ース 推 進 を通 じ 、付 加 価 値売 上 の拡 大 にも 積極 的 に 取
り 組み 、 従 来の 「auかん た ん決 済 」 及びそ れ を活 用 し た「auス マー トパ ス 」を はじ め とす るオ ンラ
インサービスに加え、新たに開始した「au WALLET」によるオフラインサービスの付加価値売上を取
り込むことで、「auかんたん決済」「au WALLET」の両決済プラットフォームにおいて2017年3月期
における流通総額1兆円超を目指してまいります。
こ の マ ルチ デ バイ ス及 び マ ル チユ ー ス推 進に 伴い 、 マル チ デバ イ スに よ る 収入 を 反映 した お 客 様
一人当たりの「au通信ARPA(Average Revenue Per Account)」と、お客様一人当たりの「付加価値
ARPA」を重要KPIとし、両ARPAの最大化を図ってまいります。
国 内の 事業 成 長 に加 えて 、 グ ロー バ ル 分 野にお き ま して も 、新 た な 成 長 機会へ チ ャレ ンジ し てま
いります。
■連結業績
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
自 2014年4月1日 至 2014年6月30日
当第1四半期
連結累計期間
自 2015年4月1日 至 2015年6月30日
比較増減
増減率
(%)
売 上 高 977,413 1,046,577 69,164 7.1
売 上 原 価 529,042 570,531 41,489 7.8
売 上 総 利 益 448,371 476,046 27,675 6.2
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 257,088 247,857 △9,232 △3.6
そ の 他 の 損 益 ( △ 損 失 ) 1,273 1,590 317 24.9
持 分 法 に よ る 投 資 利 益 ( 損 失 ) 1,086 1,218 132 12.2
営 業 利 益 193,642 230,998 37,356 19.3
金 融 損 益 ( △ 損 失 ) △3,161 △1,621 1,540 -
そ の 他 の 営 業 外 損 益 - 521 521 -
税 引 前 四 半 期 利 益 190,481 229,898 39,417 20.7
法 人 所 得 税 費 用 71,785 74,115 2,330 3.2
四 半 期 利 益 118,696 155,784 37,087 31.2
親 会 社 の 所 有 者 111,384 143,949 32,564 29.2
非 支 配 持 分 7,312 11,835 4,523 61.9
当 第 1 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 売 上 高 は 、 a u 累 計 契 約 数 の 増 加 や ス マ ー ト フ ォ ン 浸 透 率 上 昇 に よ
る 、デ ータ 通 信料 収入 の 増加 及び 販 売台 数の 増 加によ る 、端 末販 売収 入 の増 加に より 、1,046,577
百万円(前年同期比 7.1%増)となりました。
営業 利益 は 、端 末販 売 原 価の 増加 等 は あ った も のの、上 記 売上 高 の増 加 に よ り、 230,998百万 円
(同 19.3%増)となりました。
四 半 期 利 益 は 、 営 業 利 益 の 増 加 に 加 え 、 為 替 差 益 の 影 響 等 に よ り 、 15 5 , 78 4 百 万 円 ( 同 3 1. 2 %
増)となりました。
- 4 -
< 参考 > 主なサービスの契約数
累計契約数
(単位)
2015年3月期
2016年
3月期
1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 1Q末
au契約数
(千契約)41,016 41,596 42,378 43,478 44,074
(参考)UQ WiMAX
(千契約)4,153 5,124 7,153 9,543 11,241
FTTH契約数
(千契約)3,240 3,344 3,412 3,485 3,559
ケーブルテレビ契約数
※ (千契約)4,838 4,851 4,872 4,883 4,938
※ 総加入世帯数。2016年3月期より、対象世帯数の定義を改訂し、あわせて2015年3月期の数値も新定義値に遡及 修正
改訂内容:地上デジタル放送・BSデジタル放送の再放送サービスのみの利用世帯を対象から除外
<参考>
ケーブルテレビ事業を行っている連結子会社のJ:COMグループは、本年6月末時点において、札幌、仙台、関東、 関西、九州エリアの74局を通じてケーブルテレビ、高速インターネット接続、電話等のサービスを提供しており ます。
② セグメント別の状況
パーソナルセグメント
パ ー ソ ナル セ グメ ン トで は、 個人 の お 客様 を 対象 に 、モ バ イル ・ 固定 通 信 サ ー ビ スを提供 し てい
ま す 。 主 に 「 a u 」 ブ ラ ン ド の モ バ イ ル 通 信 サ ー ビ ス の 提 供 ・ 携 帯 端 末 の 販 売 に 加 え 、 固 定 通 信 で
は 、家 庭 内で イン タ ーネ ット 、 電話 、 ビデ オ・ チ ャン ネ ル( TVサー ビス ) が快 適に 利用 で きる 「 au
ひかり」ブランドのFTTHサービスや、CATVサービスの提供等を行っております。
当期も、3M戦略に基づくauケータイ / スマートフォン等と指定の固定通信サービスをご契約 い
た だ く と 毎 月 の a u 携 帯 電 話 の ご 利 用 料 金 が 割 引 に な る 「 a u ス マ ー ト バ リ ュ ー 」 を 軸 に し た モ バ イ
ル ・ F T T H ・ C A T V サ ー ビ ス の 拡 販 と 提 携 事 業 者 の 拡 大 に 加 え 、 ネ ッ ト と リ ア ル の 融 合 サ ー ビ ス 「 a u
W A L LE T 」 を は じ め と し た サ ー ビ ス 拡 充 等 、 お 客 様 が よ り 快 適 に 、 よ り 便 利 に 、 よ り 安 心 し て 当 社
サービスをご利用いただける諸施策に取り組んでまいります。
さ ら に、「 マ ルチ デ バイ ス 戦略」 を推進 し 、一 人 当たり モ バイ ル デバ イ ス 数 の 増加 に よ るau通 信
ARPA収入の最大化を目指してまいります。
パーソナルセグメントにおける、当第1四半期の業績概要等は以下のとおりです。
■業 績
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
自 2014年4月1日 至 2014年6月30日
当第1四半期
連結累計期間
自 2015年4月1日 至 2015年6月30日
比較増減
増減率
(%)
売 上 高 750,652 814,576 63,925 8.5
営 業 利 益 153,386 179,213 25,828 16.8
当 第 1 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 売 上 高 は 、 a u 累 計 契 約 数 の 増 加 や ス マ ー ト フ ォ ン 浸 透 率 上 昇 に よ
る 、デ ータ 通 信料 収 入の 増加 及 び販 売台 数の 増 加に よる 、端 末 販売 収入 の 増加 によ り 、814,576百
万円(前年同期比 8.5%増)となりました。
営 業 利 益 は 、 端 末 販 売 原 価 が 増 加 し た も の の 、 売 上 高 の 増 加 等 に よ り 、 1 7 9 , 2 1 3 百 万 円 ( 同
16.8%増)となりました。
■事業状況
<主要な業績指標等の進捗>
[モバイル]
au純増数
当第1四半期のau純増数
※は519千となりました。
こ れ は 、 主 に 「 a uス マ ー ト バ リ ュ ー 」 を 契 機 と す る ス マ ー ト フ ォ ン の 新 規 契 約 増 加 に 加 え 、 マ
ルチデバイス化の推進に伴うタブレットやルーター等の新規契約増加によるものです。
※ 新規契約数から解約数を差し引いた契約数。
auスマートバリュー
当 第 1 四 半 期 末 の 累 計 の a u 契 約 数 は 9 , 8 4 0 千 、 世 帯 数 は 4 , 8 4 0 千 と な り ま し た 。 ま た 、 「 a u ス
マ ート バ リ ュー 」 の 対 象と な る提 携 事業 者 を 順次 拡 大 して お り 、対 象 事業 者 は 当第 1四 半 期 末
で、FTTHが7社(当社含む)、CATVが139社233局(STNetの提携CATV24社24局を含む)となりま
した。
au通信ARPA
当 第 1 四 半 期 の au通 信 A RPA は 、 前 年 同 期 か ら 13 0円 増 加 の 5, 600 円 と な り ま し た 。 ま た 、 マ ル チ
デバイス化の推進により一人当たりモバイルデバイス数は0.04台増の1.38台となりました。
- 6 -
au端末販売台数
当第1四半期のau端末販売台数は、2,050千となりました。
[固定]
FTTH契約数
当第1四半期末の累計のFTTH契約数は、前期末から73千増加し、累計3,508千となりました。
主 な 増 加 要 因 は 「 a uス マ ー ト バ リ ュ ー 」 へ の 契 約 を 契 機と す る 新 規 契 約 増 加 と 解 約 抑 止 効 果 に
よるものです。
<主要な取り組み>
マルチデバイス戦略の推進
・ ス マ ー ト フ ォ ン で は 、 i Phon e 6 / iP hon e 6 Plus が高 品 質 通 話 「 au VoLT E」 に 、 And roid 端 末 が
「 a u V o L T E 」 に 加 え て C A に よ る 「 W i M A X 2 + 」 ( 受 信 最 大 2 2 0 M b p s
※
) と 「 4 G L T E 」 ( 受 信 最 大
2 2 5M b ps
※) の 2 つ の 高 速 通 信 ネ ッ ト ワ ー ク に 対 応 し ま し た 。 ま た 、 当 社 オ リ ジ ナ ル モ デ ル で あ る
i s a i v i v i d や 定 番 の ハ イ ス ペ ッ ク モ デ ル X p e r i a
T MZ 4 な ど 5 機 種 を 発 売 し ま し た 。 こ の 他 、 ル ー
ター1機種を発売しました。
・ 本年 5 月26日 に 、 固 定電 話に 着信 した 電 話に 対 し専 用機 器 のラ ンプ の 色で 振 り込 め 詐 欺 等の 迷惑
電 話の 危険 度 をお 知 らせ し 、 危険 度 が 高い と 判 別し た電 話 はあ ら かじ め 自動 拒 否 する 「迷 惑 電話
光っ て お知 ら せ 」の 提供 を 開 始し ま した 。 イン タ ー ネッ ト 環境 が 不要 で 、 専用 機 器を 利用 中 の 電
話 機に 接続 す るだ け で 簡単 に ご利 用 でき ま す 。 本サ ービ ス の提 供 によ り 、振 り 込 め詐 欺 を中 心 と
する迷惑電話対策に積極的に取り組んでまいります。
・ 本 年 6 月 1 1日 に 、 同 一 名 義 の 4G L TE ス マ ー ト フ ォ ン / ケ ー タ イ と 4G L TE タ ブ レ ッ ト / PC で 、
デ ー タ容量 を シェ ア して 利 用 可能 な 「 デ ー タシ ェ ア」の 提 供を 開 始 し ま した。 家 族間 でデ ー タ 容
量 を 贈 り あ え る 「 デ ー タ ギ フ ト 」 を 組 み 合 わ せ る こ と で 、 お 客 様 一 人 ひ と り の 使 い 方 に 合 わ せ
て、ますます便利にデータ通信をご利用できます。
※ 記載の速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。エリア内であってもお客様 のご利用環境、回線の状況により、大幅に低下する場合があります(ベストエフォートサービス)。
< 参考 > 主な事業データ (パーソナル)
[モバイル]
累計契約数
(単位)
2015年3月期
2016年
3月期
1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 通期 1Q末
au契約数
(千契約)34,498 34,955 35,590 36,482
-37,001
一人当たりモバイ
ルデバイス数
(台)
1.34 1.35 1.36 1.37
-1.38
auスマート
バリュー
au 契約数
(千契約)
7,590 8,160 8,530 9,330
-9,840
世帯数 ※1(千世帯)
3,840 4,130 4,270 4,590
-4,840
各種指標
(単位)
2015年3月期
2016年
3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q
au通信ARPA
※2 (円)5,470 5,570 5,560 5,510 5,530 5,600
au解約率
(%)0.54 0.63 0.66 0.94 0.69 0.72
au端末販売台数
※3(千台)1,830 2,430 2,720 2,870 9,850 2,050
うちスマート
フォン
(千台)
1,380 1,930 2,300 2,360 7,970 1,600
au端末出荷台数
※4(千台)1,660 2,250 3,020 2,750 9,670 1,940
[固定]
累計契約数
(単位)
2015年3月期
2016年
3月期
1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 通期 1Q末
FTTH契約数
※5(千契約)3,221 3,296 3,362 3,435
-3,508
ケーブルテレビ
契約数
※6(千契約)
4,838 4,851 4,872 4,883
-4,938
※1 KDDIグループ各社、固定系提携事業者の合計
※2 パーソナルセグメントベース。MVNO及びプリペイドを除くモバイル通信料収入÷au契約者数
※3 お客様への販売台数(新規 + 機種変更)
※4 KDDIから販売代理店への出荷(販売)台数
※5 auひかり(auひかりビジネス含まず)、コミュファ光、auひかりちゅら、ひかりふるの合計数
※6 総加入世帯数。2016年3月期より、対象世帯数の定義を改訂し、あわせて2015年3月期の数値も新定義値に遡 及修正
改訂内容:地上デジタル放送・BSデジタル放送の再放送サービスのみの利用世帯を対象から除外
- 8 -
バリューセグメント
バリューセグメントでは、個人のお客様を対象に、コンテンツ・決済等の付加価値サービスを提
供するとともに、マルチデバイス・マルチユースへの取り組みを強化しております。
当期 は 、「 auスマ ー トパ ス 」 を始 めと す る会 員 サー ビ スの 魅 力化 や コマ ー ス事 業 ・金 融事 業 の 強
化によるau経済圏の更なる拡大を進め、流通総額・付加価値ARPAの拡大に貢献してまいります。
バリューセグメントにおける、当第1四半期の業績概要等は以下のとおりです。
■業 績
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
自 2014年4月1日 至 2014年6月30日
当第1四半期
連結累計期間
自 2015年4月1日 至 2015年6月30日
比較増減
増減率
(%)
売 上 高 53,923 61,795 7,872 14.6
営 業 利 益 16,409 18,365 1,957 11.9
当第1四半期連結累計期間の売上高は、auスマートパス加入者の順調な増加やKDDIフィナンシャ
ル サー ビス 株式 会 社の 決済 代行 事業 に 伴う 収入 の増 加に より 、61,795百 万円 (前 年同 期比 14.6%
増)となりました。
営業利益は、KDDIフィナンシャルサービス株式会社の収入増加に伴う費用が増加したものの、売
上高の増加等により、18,365百万円(同 11.9%増)となりました。
■事業状況
<主要な事業指標等の進捗>
付加価値ARPA
当 第 1 四 半 期 の 付 加 価 値 AR PAは 、 前 年 同 期 か ら 30円 増 加 の 4 30円 と な り ま し た 。 主 な 増 加 要 因 は
「 auス マ ー ト パ ス 」 の 会 員 が 順 調に 拡 大 し たこ と に 加 え 、 「 au WALLET」 や 「 auか ん た ん 決 済 」
の手数料収入が増加したことによるものです。
<主要な取り組み>
auスマートパスを始めとする会員サービスの魅力化
当 第 1 四 半 期 末 の 「 auス マ ー ト パ ス 」 会 員 数 は 、 前 期 末 か ら 30 万 人 増 加 の 1,3 19万 人 と な り ま し
た。
当 第 1 四 半 期で は 、 毎 月 2 日 、22日 の 「 a uス マー ト パ ス の 日 」
※
にお い て コ ン ビ ニ 商品 や 全 国 各
地の人気花火大会へのご招待等を抽選で提供し、多くのお客様にご利用いただきました。
また、本年 4月より 提供開始の「auトラベル」で のクーポン配信など、さまざま な会員特典 を拡
ス ー パ ー 等 地 域 密 着 企 業 を 中 心 に 拡 大し 、 当 第 1 四 半 期 末 の 「 ポ イ ン ト ア ッ プ 店 」 は 42 社 、 約
25,000店舗となりました。
・ 当 社 の連 結 子 会 社で あ る KDDIフィ ナ ン シ ャル サ ー ビス 株 式 会 社で は 、 「 au WALLET ク レ ジ ット
カ ー ド」 の 事 業 を 展 開 し て お り ま す 。 当 第 1 四 半 期 で は 、 カ ー ド 発 行 枚 数 が 順 調 に 拡 大 し 、 さ
らに「au WALLET クレジットカード」にMasterCard®ブランドも追加しました。
※ 通常の「auスマートパス」会員特典に加え、割引率や当選者数、ポイント加算率などを大幅に増やし、お得 に「auスマートパス」をご利用いただける日です。
新規事業の開拓
・ 本 年 4 月 よ り 、 セ ル フ 健康 チ ェ ッ ク サ ー ビ ス「 ス マ ホ deド ッ ク 」 を 利 用 し た 実 証 事 業 を 6 市 区
町 村 ・ 1 企 業 健 保 に て 実 施 し て お り ま す。 実 証 事 業 は 来 年 3 月 末 ま で に 15 市 区 町 村 ・ 3 企 業健
保
※ 1
の 参 加 を 予 定 し て い ま す 。 本サ ー ビ ス で は 、 専 用 の 検 査 キ ッ ト を 用 い て 微 量 の 血 液 を 採 取
し、専用検査センターに郵送すると、約一週間後にWEB上で検査結果や検査結果に対する医学的
見地からのコメント
※2
等が確認できます。
※1 2015年6月時点。
※2 結果に基づく医学的見地からのコメントは医師監修のもと行っています。
ベンチャーの育成
・ 当 社 は 、 革 新 的 な サ ー ビ ス の ア イ デ ア を 有 す る ス タ ー ト ア ッ プ 企 業 を 対 象 と し た イ ン キ ュ ベー
シ ョ ン プ ロ グ ラ ム「 K DDI ∞ Labo 」 の新 た な 取 り 組み と し て 、 「地 方 連 携 構 想」 を 開 始 し まし
た 。 こ れ は 、 地 方の ス タ ー ト ア ッ プ 支 援 団 体 と 提 携 し 、 同 団体 が 推 薦 す る 企 業 に 対 し 、 「 KDDI
∞ Labo」のアセットを活かしながら地方発のイノベーション創出を支援するものです。本年5
月31日に、その第一弾として「KDDI ∞ Labo x OIH 大阪ピッチ」を開催しました。
< 参考 > 主な事業データ (バリュー)
累計契約数
2015年3月期
2016年
3月期
(単位)
1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 通期 1Q末
auスマートパス
会員数
(千会員)
10,700 11,400 12,050 12,890 - 13,190
各種指標
2015年3月期
2016年
3月期
(単位)
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q
付加価値
ARPA
※(円)
400 410 430 460 420 430
※ バリューセグメントの付加価値ARPA収入(「auかんたん決済 ・au WALLET決済手数料収入 + auスマートパス・ 物販をはじめとする自社サービス及び広告収入等」を対象とした売上)÷au契約者数
- 10 -
ビジネスセグメント
ビ ジ ネ ス セ グ メ ン ト で は 、 大 企 業 か ら 中 小 企 業 ま で 幅 広 い 法 人 の お 客 様 を 対 象 に 、 ス マ ー ト
フ ォン ・ タブ レ ット 等 のモ バ イル 端 末 か ら、ネ ッ トワ ー ク・ ア プリ ケ ーシ ョ ンま で をシ ーム レ スに
ご 利用 い ただ け るク ラ ウド 型 サー ビ スを 含 む多 様 なソ リ ュー シ ョン を 提供 し てお り ます 。 ま た、中
小 企業 のお 客 様 に つ いて は、 連 結子会 社の KDDIま と めて オフ ィ スグ ルー プ によ る 地 域に密 着し たサ
ポート体制を全国規模で構築しております。
当期 も 、法 人 3M 戦 略 を積 極 的に 推 進 し、 お 客様 基 盤の 拡 大に 努 め 、 特に 、 中 小 企業のお 客 様 へ
の サー ビ ス 拡充 、 営業 体制 の 強 化に 注力 し てま い りま す 。ま た 、海 外 進出 に おけ る 多種 多 様な ニー
ズにお応えするサービスの拡充にも取り組んでまいります。
ビジネスセグメントにおける、当第1四半期の業績概要等は以下のとおりです。
■業 績
第1四半期連結累計期間
(
単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
自 2014年4月1日 至 2014年6月30日
当第1四半期
連結累計期間
自 2015年4月1日 至 2015年6月30日
比較増減
増減率
(%)
売 上 高 159,045 151,184 △7,862 △4.9
営 業 利 益 20,262 20,081 △181 △0.9
当第1四半期連結累計期間の売上高は、ITアウトソース等のソリューション売上が増加したも
の の、 モバ イル 及 び固定 通 信料 収入 の 減 少に よ り、 151,184百 万円 (前 年同 期 比 4.9% 減) とな り
ました。
営業利益は、販売手数料や通信設備使用料等が減少したものの、売上高の減少等により、20,081
百万円(同 0.9%減)となりました。
■事業状況
ソリューションの提供
・ 本 年 6 月 末 よ り 、 S D N
※ 1技 術 を 活 用 し た 次 世 代 の 広 域 ネ ッ ト ワ ー ク サ ー ビ ス 「 K D D I W i d e A r e a
Virtual Switch 2」に おい て、 ネッ トワ ーク を柔 軟に 追加 ・統 合・ 分割 でき る「 仮想 ネッ トワー
ク機 能 」や 、 国内 初 とな る 帯 域を お 客 様自 身 で柔 軟 に変 更 可能 な アク セ スメ ニ ュ ー「 エク ス テン
ドイーサネット方式」を追加し、ビジネスのスピードアップとコスト最適化を実現しました。
・ 当 社は 、 ミ サ ワホ ー ム株 式会 社 、 株式会 社ミ サ ワホ ー ム総 合 研究 所 と共 同 で、 地 震発 生時 に いち
早 く 建 物 の 被 災 度 を 判 定 し て お知 ら せ す る 被 災 度 判 定 計 「 GA I N ET ( ガ イ ネ ッ ト )」 を 開 発 し ま し
た。戸建住宅専用に量産化する被災度判定計としては、国内初
※2となります。
※1 Software-Defined Networkingの略。ソフトウェアで分散した機器を統合制御する事で、ネットワークへ柔軟 さや付加価値を追加するための技術。
※2 ミサワホーム株式会社調べ
グローバルセグメント
グ ロ ーバ ルセ グメ ント で は、 法人 のお 客 様に 対し てデ ータ セン ター 「 TELEHOUSE」を 核と した ICT
ソ リュ ー ショ ン をワ ン スト ッ プで 提 供 す る ほか、 ミャ ン マー を 始め と する 新 興国 に おけ る 通 信 事業
や 、米 国 で のMVNO事 業等 の コン シ ュー マビ ジ ネス に も積 極的 に 取り 組 ん で おり ます。 さら に、 世界
600以上の通信事業者との間で音声及びデータビジネスを展開しております。
当期 は 、当 社 グル ー プの 成 長 の柱 と して 、 事業 規 模 拡大 及 び経 営 基盤 強 化 に よ り、成 長 を加 速 し
ております。
グローバルセグメントにおける、当第1四半期の業績概要等は以下のとおりです。
■業 績
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
自 2014年4月1日 至 2014年6月30日
当第1四半期
連結累計期間
自 2015年4月1日 至 2015年6月30日
比較増減
増減率
(%)
売 上 高 69,168 76,765 7,597 11.0
営 業 利 益 3,582 11,302 7,720 215.5
当 第 1 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 売 上 高 は 、 ミ ャ ン マ ー 通 信 事 業 開 始 に 伴 う 収 入 の 増 加 や 、デ ー タ
センタ ー事業等の 既存事業の 収入の増 加により、 76,765百万円 (前年同 期比 11.0%増)となりま
した。
営業利益は、売上高の増加等により、11,302百万円(同 215.5%増)となりました。
■事業状況
ミャンマー通信事業の推進
・ 当 第 1 四半 期は 、ネ ット ワ ーク 増 強 に よ る通 信 品質 の 向上 、 ブラ ン ドシ ョ ップ の 拡大 及 び イ ベン
ト協賛等によるプロモーション強化やお客様サポートの改善等に取り組んでまいりました。
さ らに 、 本年 3 月に 実 施した デ ータ 通 信 割引 キ ャン ペ ーン が好評 で あ った こ とか ら、 キ ャ ンペ ー
ン期間を延長し、お客様の利便性向上に努めてまいりました。
こ の 結 果 、 携 帯 電 話 契 約 者 数 は 、 昨 年 7 月 の 共 同 事 業 契 約 締 結 時 の 2 倍 以 上 と な る 1, 4 0 0 万 を 超
え、売上、利益共に、計画を上回 る水準で順調に推移しております。
今 後も 、 更な る ネ ット ワ ーク 品 質向 上 、お 客 様サポ ー ト 強 化 、ご 利 用いた だ き 易 い料金 体 系 の 導
入に 加 え て、 法 人 向け サ ービ ス の充 実 等にも 取り 組 み、 ミ ャ ンマ ー の お客 様にお 喜びい た だけ る
最高クラスの通信オペレーターを目指してまいります。
- 12 -
③ 主な関連会社等の状況
<株式会社じぶん銀行>
当社 の 持分 法 適用 会 社 で あ る株式 会 社 じ ぶ ん銀 行は 、当 社 及び 沖 縄 セ ル ラー電 話 株式 会 社と 連 携
し 、本 年5 月 14日よ り 、auをご 契 約の お 客様 を対 象 とし た 便 利でお 得 な口 座特 典 プ ロ グラ ム「 プレ
ミア ムバ ンク for au」
※
にお いて 、 「じぶ ん銀 行」に おける 給与 ま たは賞与 の受取、 auご利 用料金
や a u W A L L E T ク レ ジ ッ ト カ ー ド の 引 き 落 と し 、 円 普 通 預 金 の 残 高 な ど 、 各 種 取 引 に 応 じ て 毎 月
WALLET ポイントが貯まる特典を提供しております。さらに、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」
へのログイン日数に応じてWALLET ポイントが貯まる「ログインで貯まる!キャンペーン」を開催し
ました。
ま た、 本年 6 月14日 より 、 「 じ ぶ ん銀 行スマ ー トフ ォ ンア プ リ」 に おい て 、イ ン ター ネッ ト バン
キ ング に よる 不 正送 金 被害 を 防止 す るた め の新 し い認 証 サー ビ ス、 「 スマ ホ 認証 サ ービ ス 」の 提供
を開始しました。
※ 「プレミアムバンク for au」は、新たに口座開設されるお客様、既に口座開設されたお客様、共にご利用いただ けます。なお、ご利用にはじぶん銀行のウェブサイトにて「au ID」のご登録が必要です。
*「4G LTE」のサービス名称は、国際電気通信連合 (ITU) がLTEを「4G」と呼称することを認めた声明に準じており ます。
*「iPhone」は、米国及び他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライ センスに基づき使用されています。
*「Android」は、Google Inc.の商標または登録商標です。
*「Xperia」 はSony Ericsson Mobile Communications AB の商標または登録商標です。
*「Wi-Fi (R)」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
* その他の社名及び商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
(2)財政状態に関する説明
① 財政状態
(単位:百万 円)
前連結会計年度
当第1四半期
連結 会計期間
比較増減 増減率
(%)
2015年3月31日 2015年6月30日
非 流 動 資 産 3,951,491 3,931,206 △20,285 △0.5
流 動 資 産 1,675,235 1,627,280 △47,955 △2.9
資 産 合 計 5,626,725 5,558,485 △68,240 △1.2
非 流 動 負 債 1,213,523 1,183,704 △29,819 △2.5
流 動 負 債 1,190,190 1,096,550 △93,640 △7.9
負 債 合 計 2,403,713 2,280,254 △123,460 △5.1
資 本 合 計 3,223,012 3,278,232 55,220 1.7
(資産)
総資産は、その他の流動資産が増加したものの、現金及び現金同等物、有形固定資産が減少し
たことにより、前連結会計年度末と比較し、68,240百万円減少し、5,558,485百万円となりまし
た。
(負債)
負債は、借入金及び社債が増加したものの、営業債務及びその他の債務、未払法人所得税が減
少したことにより、前連結会計年度末と比較し、123,460百万円減少し、2,280,254百万円となり
ました。
(資本)
資本は、利益剰余金の増加等により、3,278,232百万円となりました。
以上の結果、親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末の54.5%から56.4%に上昇しまし
た。
- 14 -
② キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
前第1四半期
連結累計期間
自 2014年4月1日 至 2014年6月30日
当第1四半期
連結累計期間
自 2015年4月1日 自 2015年6月30日
比較増減
営業活動によるキャッシュ・フロー 136,390 80,907 △55,483
投資活動によるキャッシュ・フロー △167,060 △161,042 6,017
フリー・キャッシュ・フロー
※△30,670 △80,136 △49,466
財務活動によるキャッシュ・フロー △54,415 1,827 56,242
現金及び現金同等物に係る換算差額 △152 664 815
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △85,236 △77,645 7,591
現金及び現金同等物の期首残高 249,732 276,317 26,585
現金及び現金同等物の期末残高 164,496 198,672 34,177
※ フリー・キャッシュ・フローは「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・ フロー」の合計であります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益229,898百万円、減価償却費及び償
却費131,307百万円、営業債務及びその他の債務の減少86,403百万円、法人所得税の支払167,434
百万円等により80,907百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出87,816百万円、無形資
産の取得による支出64,839百万円等により161,042百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入れによる収入166,210百万円、社債償還及び
長期借入返済による支出53,740百万円、配当金の支払74,518百万円、非支配持分への配当金の支
払29,388百万円等により、1,827百万円の収入となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計
年度末と比較し、77,645百万円減少し、198,672百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結損益状況につきましては、売上高は4,400,000百万円、営業利益は820,000百万円、親
会社の所有者に帰属する当期利益は490,000百万円を予想しており、平成27年3月期決算短信(平
成27年5月12日開示)に記載した内容と変更しておりません。
なお 、通信市 場は事業者 間の競 争等による環境 変化が著 し く、その時期 を予測する ことが困難 で
あるため、当社は第2四半期連結累計期間の連結業績予想を作成しておりません。
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
該当事項はありません。
なお、ワイヤレスブロードバンドサービスを行っているUQコミュニケーションズ(株)(以下
「UQ」)については、議決権の32.3%を所有しているため、日本基準においては持分法を適用して
おりましたが、IFRSの適用にあたり、当社が筆頭株主であること、UQの取締役会の構成員の半数
※であるものの、代表権は当社からの取締役が有していることや、UQの事業活動は当社に大きく依存
していることから、UQ設立当初から実質的に支配していると判定し、子会社として連結しておりま
す。
※ 前第2四半期連結会計期間より取締役会の構成員の過半数となっております。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
該当事項はありません。
- 16 -
3.要約四半期連結財務諸表
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
IFRS移行日
(2014年4月1日)
前連結会計年度
(2015年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間
(2015年6月30日)
資産
非流動資産:
有形固定資産 2,465,583 2,541,099 2,517,847 のれん 329,783 343,136 349,718 無形資産 665,068 699,332 702,493 持分法で会計処理されている投資 41,798 61,621 65,499 その他の長期金融資産 134,430 97,183 100,667 退職給付に係る資産 7,476 26,035 27,091 繰延税金資産 95,353 110,988 95,952 その他の非流動資産 57,850 72,098 71,939 非流動資産合計 3,797,340 3,951,491 3,931,206
流動資産:
棚卸資産 83,776 75,837 84,382 営業債権及びその他の債権 1,127,209 1,231,095 1,223,824 その他の短期金融資産 10,663 8,821 9,428 その他の流動資産 80,757 83,164 110,926 現金及び現金同等物 249,732 276,317 198,719 流動資産合計 1,552,137 1,675,235 1,627,280 資産合計 5,349,478 5,626,725 5,558,485
(単位:百万円)
IFRS移行日
(2014年4月1日)
前連結会計年度
(2015年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間
(2015年6月30日)
負債及び資本
負債
非流動負債:
借入金及び社債 779,454 846,701 812,106
その他の長期金融負債 131,138 145,709 151,968
退職給付に係る負債 17,261 14,826 14,882
繰延税金負債 48,142 35,921 37,010
その他の非流動負債 158,207 170,367 167,738 非流動負債合計 1,134,204 1,213,523 1,183,704
流動負債:
借入金及び社債 370,349 149,760 296,930
営業債務及びその他の債務 494,605 535,489 418,565
その他の短期金融負債 18,679 20,698 22,238
未払法人所得税 126,169 165,402 53,358
その他の流動負債 292,882 318,841 305,458
流動負債合計 1,302,684 1,190,190 1,096,550 負債合計 2,436,888 2,403,713 2,280,254
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 141,852 141,852 141,852
資本剰余金 385,945 369,722 370,024
自己株式 △161,822 △161,822 △161,841
利益剰余金 2,374,381 2,686,824 2,755,647
その他の包括利益累計額 43,589 27,462 31,475
親会社の所有者に帰属する持分合計 2,783,946 3,064,038 3,137,156
非支配持分 128,644 158,974 141,075
資本合計 2,912,589 3,223,012 3,278,232 負債及び資本合計 5,349,478 5,626,725 5,558,485
- 18 -
(2)要約四半期連結損益計算書
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2014年4月1日 至 2014年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
売上高 977,413 1,046,577
売上原価 529,042 570,531
売上総利益 448,371 476,046
販売費及び一般管理費 257,088 247,857
その他の収益 2,114 2,268
その他の費用 841 678
持分法による投資利益 1,086 1,218
営業利益 193,642 230,998
金融収益 1,212 1,635
金融費用 4,373 3,256
その他の営業外損益 - 521
税引前四半期利益 190,481 229,898
法人所得税費用 71,785 74,115
四半期利益 118,696 155,784
四半期利益の帰属
親会社の所有者 111,384 143,949
非支配持分 7,312 11,835
四半期利益 118,696 155,784
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 44.47 57.47
希薄化後1株当たり四半期利益 (注) - -
(注)希薄化後1株当たり四半期利益については、希薄化性潜在的普通株式が存在しないため、記載しておりません。
(3)要約四半期連結包括利益計算書
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2014年4月1日 至 2014年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
四半期利益 118,696 155,784
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する 金融資産の公正価値変動額
△323 △141
持分法適用会社におけるその他の包括利益に 対する持分相当額
315 △858
合計 △8 △998
純損益に振り替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジ △157 117
在外営業活動体の換算差額 △867 4,510
持分法適用会社におけるその他の包括利益に 対する持分相当額
△643 672
合計 △1,668 5,299
その他の包括利益合計 △1,676 4,301
四半期包括利益合計 117,020 160,084
四半期包括利益合計の帰属
親会社の所有者 110,379 147,992
非支配持分 6,641 12,092
合計 117,020 160,084
上記の計算書の項目は税引後で開示しております。
- 20 -
(4)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2014年4月1日 至 2014年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配 持分
資本 合計
資本金
資本 剰余金
自己 株式
利益 剰余金
その他の 包括利益 累計額
合計
2014年4月1日 141,852 385,945 △161,822 2,374,381 43,589 2,783,946 128,644 2,912,589
四半期包括利益
四半期利益 - - - 111,384 - 111,384 7,312 118,696 その他の包括利益 - - - - △1,006 △1,006 △670 △1,676 四半期包括利益合計 - - - 111,384 △1,006 110,379 6,641 117,020
所有者との取引額等
剰余金の配当 - - - △58,449 - △58,449 △6,176 △64,625 支配継続子会社の追加取得
による持分変動
- 148 - - - 148 △287 △139 所有者との取引額等合計 - 148 - △58,449 - △58,301 △6,463 △64,764 2014年6月30日 141,852 386,093 △161,822 2,427,317 42,584 2,836,024 128,822 2,964,846
当第1四半期連結累計期間(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配 持分
資本 合計
資本金
資本 剰余金
自己 株式
利益 剰余金
その他の 包括利益 累計額
合計
2015年4月1日 141,852 369,722 △161,822 2,686,824 27,462 3,064,038 158,974 3,223,012
四半期包括利益
四半期利益 - - - 143,949 - 143,949 11,835 155,784 その他の包括利益 - - - - 4,043 4,043 257 4,301 四半期包括利益合計 - - - 143,949 4,043 147,992 12,092 160,084
所有者との取引額等
剰余金の配当 - - - △75,148 - △75,148 △29,426 △104,575 その他の包括利益累計額か
ら利益剰余金への振替
- - - 30 △30 - - -
自己株式の取得及び処分 - - △19 - - △19 - △19
支配継続子会社の追加取得 による持分変動
- 293 - - - 293 △565 △271
その他 - 8 - △8 - - - -
所有者との取引額等合計 - 302 △19 △75,126 △30 △74,873 △29,991 △104,865 2015年6月30日 141,852 370,024 △161,841 2,755,647 31,475 3,137,156 141,075 3,278,232
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2014年4月1日 至 2014年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 190,481 229,898
減価償却費及び償却費 126,941 131,307
持分法による投資損益(△は益) △1,086 △1,218
固定資産売却損益(△は益) 106 △21
固定資産除却損 10,217 5,253
受取利息及び受取配当金 △1,210 △365
支払利息 3,926 3,129
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 36,934 8,663
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △43,625 △86,403
棚卸資産の増減額(△は増加) △9,833 △8,362
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △1,236 △1,056
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △1,403 56
その他 △40,224 △30,044
小計 269,989 250,837
利息及び配当金の受取額 3,687 1,009
利息の支払額 △3,734 △3,505
法人所得税の支払額 △133,552 △167,434
営業活動によるキャッシュ・フロー合計 136,390 80,907
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △110,722 △87,816
有形固定資産の売却による収入 452 585
無形資産の取得による支出 △52,955 △64,839
その他の金融資産の取得による支出 △2,025 △584
その他の金融資産の売却または償還による収入 - 77
子会社の支配獲得による支出 - △4,959
関係会社株式の取得による支出 △1,423 △3,040
その他 △386 △466
投資活動によるキャッシュ・フロー合計 △167,060 △161,042
- 22 -
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2014年4月1日 至 2014年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2015年4月1日 至 2015年6月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入の純増減額(△は減少) 25,993 166,210
社債発行及び長期借入による収入 55,000 -
社債償還及び長期借入返済による支出 △65,421 △53,740
非支配持分からの子会社持分取得による支出 △201 △309
自己株式の取得による支出 - △19
配当金の支払額 △57,865 △74,518
非支配持分への配当金の支払額 △6,174 △29,388
その他 △5,747 △6,410
財務活動によるキャッシュ・フロー合計 △54,415 1,827
現金及び現金同等物に係る換算差額 △152 664
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △85,236 △77,645
現金及び現金同等物の期首残高 249,732 276,317
現金及び現金同等物の四半期末残高 (注) 164,496 198,672
(注)要約四半期連結財政状態計算書上の現金及び現金同等物と要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上の現金 及び現金同等物の差異は、当座借越であります。